退院

金曜日、予定通り退院。

血液検査も問題なし。
レントゲンを確認し、今のところ順調。

今後は自宅療養となるわけだが、先生からいくつかお話を伺う。

まず、骨折の部位について。
今回、左橈尺骨骨折だったわけであるが、関節を骨折しなくて本当に良かったと。

成犬であれば問題はないが、ディオのように5ヵ月の成長期の子が関節を骨折してしまったら、
治癒するのは極めて困難であったそうだ。

何故なら、成長しきっていない関節は軟骨のように柔らかく、
そしてこの部位からどんどん骨が産生されていくため、ここを折ることは致命的。

今回、ディオは骨管という部分であったため、
時間をかけていけば、完治することができるとのこと。


背筋がぞっとした。


食事について。
特に療養食などを用意する必要はなく、パピーフードで問題なし。
手作りの場合は、とにかく、良質なたんぱく質と、カルシウムをたっぷり取ってくださいとのこと。

そのカルシウムについて、
サプリメントなどから補うのではなく、できれば小魚や煮干しなど、
食べ物から積極的に摂るのが望ましいとアドバイス。
理由は、成長期にサプリメントから摂取しようとすると、
返って骨の成長を妨げ、骨の生育が遅れてしまう可能性があるからだとか。


家に帰ってきたディオは、のんびり安心顔。
可愛い包帯を巻いてもらってご機嫌（？）


チョコチョコ歩きまわる。


翌土曜日のディオ


なんとも上手に足を使う。

日曜日のディオ 包帯とお布団との摩擦があり、上手に足を伸ばせないらしい。

こんな格好・・・

辛くないの？

去勢手術の跡も見てみた。

こんなに小さい。

抜糸の時期について。
去勢手術の抜糸は通常１週間後。
骨折手術の抜糸は通常２週間後。

ディオが手術をしたのが5/25なので、
去勢手術の抜糸は6/1頃で、骨折手術の抜糸は6/8頃が目安。

もし、ディオが嫌がらないようであれば、去勢手術の糸をそのままにして、

2週間後の骨折手術の抜糸と同じタイミングにする。

骨折手術の抜糸は、一度ギブスを外し、糸を取り、そして再度ギブス。
ギブスが取れるのはやっぱり数か月先か・・・。

家の中で、杖のように上手に歩き回るけど、
やっぱり早くギブスが取れるといいな。